本・コミック
¥1,498
JAN: 9784478025819
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、岸見一郎と古賀史健による共著で、2013年12月にダイヤモンド社から出版された。フロイト、ユングと並ぶ心理学の三大巨頭とされながら日本では無名に近いアルフレッド・アドラーの思想を、哲学者(哲人)と悩み多き青年の対話篇形式で解き明かしている。 本書は全5夜の構成で、第1夜「トラウマを否定せよ」から第5夜「『いま、ここ』を真剣に生きる」まで、アドラー心理学の核となる概念を段階的に説明する。主要なテーマは、トラウマの否定、目的論、人間の悩みはすべて対人関係の悩みであること、承認欲求の否定、課題の分離、共同体感覚の獲得などである。 本書は対話形式により、読者の疑問や消化不良を丁寧にケアしながら進行する。青年が読者と同じ視点で質問や異議を唱えることで、理解が深まりやすい構成になっている。アドラー心理学は「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的問いに、シンプルかつ具体的な答えを提示する。 出版後、国内で300万部、世界で1800万部以上を突破し、2014年にはビジネス書ランキング年間2位、2015年には1位を獲得。韓国でも年間ベストセラー1位となり、舞台化やテレビドラマ化もされている。
読者からの評価は総じて高く、特に対話形式による理解のしやすさが好評。多くの読者が「人間関係の悩みに新しい視点をもたらした」「承認欲求からの解放に気づかされた」と述べている。一方で、内容が難しいと感じる読者や、理論的すぎると感じる層も存在する。honto電子書籍ストアでは4.4点の高評価を獲得。読書メーターでは11000件以上のレビューが投稿されており、「人生観が変わった」「何度も読み返す価値がある」といった声が多い。楽天ブックスでは4.37点の評価を得ている。テレビドラマ化された際には、原作とのギャップについて議論が生じたが、書籍自体の評価には影響していない。オーディオブック版も人気で、audiobook.jpユーザーが選ぶオーディオブック大賞2023ビジネス書部門準大賞を受賞している。
| 出版社/レーベル | ダイヤモンド社 |