本・コミック
¥2,627(税込)
JAN: 9784296121045
『イン・ザ・メガチャーチ』は、朝井リョウの作家生活15周年記念作品。2023年4月から2024年3月まで日本経済新聞夕刊に連載された長編小説を、2025年9月に日経BP(日本経済新聞出版)より単行本化した。2026年4月9日に第23回本屋大賞を受賞し、50万部を超えるベストセラーとなった。新聞連載小説が本屋大賞を受賞するのは史上初。 本作は、現代社会における「ファンダム経済」の熱狂と、その背後にあるシステムの功罪をテーマにしている。タイトルの「メガチャーチ」は、本来は数万人規模の信者を抱える巨大教会を指すが、本作では特定の対象を熱狂的に支持する集団や、その熱狂を加速させる社会構造を象徴している。 物語は3つの視点から構成される。アイドルグループの運営に携わる40代の男性(ファンダム経済を仕掛ける側)、内向的で繊細な気質の大学生(のめり込む側)、かつてアイドルオタクだった女性(かつてのめり込んでいた側)。世代も立場も異なる3人の視点から、人の心を動かす「物語」の功罪を炙り出す。 本作は発売直後から増刷がかかり、各メディアやSNSで大きな話題となった。第9回「未来屋小説大賞」や第2回「あの本、読みました?大賞」も受賞。ビジネス書を読む層にも届いており、推し活やSNS文化、ファンダム経済といった現代的なテーマが多くの読者の心を掴んでいる。
本作は発売直後から大きな話題となり、SNSやメディアで広く取り上げられている。読者からは「一気読みした」「ページをめくる手が止まらない」といった高い評価が寄せられている。特に、推し活やファンダム経済の構造を多角的に描いた点が評価されており、「今の時代にしか扱えないテーマ」「人間社会の描き方が鋭い」といった感想が多い。ビジネス書を読む層からも反響があり、従来の小説読者層以外にも広がっている。書店員からも「一番売りたい本」として支持され、本屋大賞受賞につながった。読者の中には「読む1文1文が心臓にぶっ刺さった」「足元がガラガラと崩れ落ちていく」といった強い感情的反応を示す者も多く、内容の深さと現代性が高く評価されている。
| 出版社/レーベル | 日経BP 日本経済新聞出版 |